内容のネタバレあります。絵もある。ご注意ください。
私が星野源さんを知ったきっかけはオールナイトニッポンだった気がする。コロナ禍前くらいから何気なく聞き始めて、今回の「6年ぶり」と第打ったアリーナツアーは、ちょうど私が追いかけ始めたのと同じ時間寝かされていたのだと思う。
この期間が短いか長いかは分からないけど、源さんが舞台に出てくるぞって直前からぼろぼろ泣いてしまった。こんな幸せな出会いってないですね。ラジオの電波でも、ブルーレイに焼きこまれたものでもない、生で聞く星野源さんの声はやっぱり違うような気がした。優しそうだったし声量がデカかった(ほんとに)。ストリングスの楽器のひとつひとつにも集中してみたら楽しかった。
めちゃめちゃ歌ったしめちゃくちゃ踊った。だってあの曲は踊るしかないじゃないですか……。踊るって言うと首・腰等の関節のテクニカルな動きをイメージしてしまうが、周りも、私も、なんかもっと身近な、電子レンジの温め待ちくらいの気軽さで踊ったり歌っていたと思う。
帰り道でまたロマンスカーに乗ろうとしている。なぜなら感想を書く時間が足りないから。そして非日常感を家に持ち帰りたいから。
(前回のロマンスカー)
朝ほんとにほんとに気分が億劫で、早く退社するために「○○時の電車に乗って帰らないといけなくて〜」ってアリバイのためにロマンスカー予約してたんですけどいざこの時間になって動揺してる 私ロマンスカー乗るんですか?
— やそう (@kikaku_yasou) May 29, 2025
最近の私は現実逃避のケが強い。このエネルギーはきっとなにかに使えると思ってとりあえず迸るままに従ってみている。
今はありがとう源さん、という気持ちでいっぱいで、今までの抱えきれないもやもやも多少丸めこめそうな気がする。それでも辛いことや重たいことはどうでもいいのかもしれないですね。なんとか生きるぞ。まずはけやきひろばで貰ってきた酔いを覚まします。
